新型アルファード&ベルファイア「スライドドア・開閉スイッチ・ワンプッシュ化」作業手順


当作業を行われて生じた不具合に関して当方は一切責任は負いかねますので、作業は自己責任で行って下さい。

また当ユニットは新型アルファード・ベルファイア(現行エスティマも同じ作業手順です)のスライドドアの開閉スイッチのワンプッシュ化ユニットです。専用設計ですので他の車両への取り付けや他用途への流用はご遠慮下さい。誤動作、車両火災等の原因ともなりますので絶対におやめ下さい。

配線先は左画像(これはベルファイア Zモデルのものです)の助手席グローブBOX裏のボディーコンピュータに全て配線します。

これにより、マップランプのところに設置してある、左右のスライド・ドアの開閉スイッチをワンプッシュ化する事ができ、長押しの煩わしさから解放されます。

 ユニット配線色 接続先 
  G50コネクタ   1 /黒線
  4Gコネクタ  16番 赤線
助手席スライドドア電源
   G50コネクタ   7 ピンク線
運転席側SW
   G51コネクタ   8 水色線
助手席側SW
ちょっと画像が不鮮明ですが、接続後です。

赤・黒線は、赤の分岐タップ

青・緑線は白の分岐タップで接続して下さい
 以上で作業は終わりです。スイッチをチョンと押して、開閉するか確認してみて下さい


スライドドアへスイッチを増設される場合

※注意 スライドドアへ自作スイッチ(こちらで作り方を掲載しております。基本的には1#系と作り方、材料は同じです)を取り付ける場合は、

ボディーコンピュータのある助手席、グローブBOX裏からスライド・ドア内へ配線を引き込まなければなりません。車体からスライドドアへ伸びている蛇腹ホース周辺の部品を全て外さないといけませんのでご注意下さい


 作業時にあまり作業画像を残さなかったので、残っている画像を交えて解説させてもらいます
 1.まず、当然のことながら、スカッフプレート(足踏み台!?)を外してから、トルクスネジ1本を外し、スライドドアのノブのロックのノッチをロック位置へ持って行き
内張を剥がします。このあたりは1#系の、このあたりを参考にして同じようにやってみて下さい
 2.次にスイッチの取付です。
ドア横の隠し蓋を外し、トルクスネジを外して、ドアノブカバーを外して、スイッチ付きのものへ交換して下さい(※配線を通すには、配線が変なところを通って、ウィンドガラスで配線が切断されないように、最初からウィンドガラスを下げた状態で作業して下さい
  配線は、スピーカ(車体内側のドアノブ下の蓋)を外して、そこから配線を出して下さい

左画像の様に 
   
  配線を通せたら、左画像の様に配線を車両のワイヤーに固定し、ドア・ノブを引いて開閉してみて、引っかかり等々がないか確認してから、蓋を元に戻して下さい 
  左の画像は配線を終えて、蓋を閉めた状態です 
  スイッチからの配線の1本は、アースへ繋げます。

基本的にアース線(マイナス)であればどこでも構いません。

左画像では、蓋の上にあったコネクタの(白/黒線)へ分岐タップで配線しています 
  次に、車体からスライドドアへの配線です。

車体側のコネクタを全て外し、左画像の様に、全てバラバラにして、蛇腹ホースを露出させて下さい

※左の画像に写っている、白いプラスティック部品はドアの開閉に合わせて回ります。元に戻すときに位置が変わると、回転がおかしくなり、スムーズに蛇腹ホースが動きませんので、マーキングして、白いプラシティック部品は同じ位置、向きに戻して下さい) 
  スライドドア側のカタツムリ!?も全て外して、蛇腹を露出させます 
  左画像は、蛇腹ホースに多芯ケーブルを通した状態です。AWG28の10芯ケーブルを通しましたが、大丈夫でした。
   スイッチへの配線をして、残線処理して、後は外した手順を逆戻りして、部品を戻せば終わりです。

戻す前に、スイッチでちゃんと開閉できるか確認してから、部品は戻して下さい

運転席側は、ユニットの緑線

助手席側はユニットの青線

にそれぞれ、分岐タップで配線してもらば、ワンプッシュで開閉可能になります。


なお、黄・灰線のオプション配線を配線してもらば、方々のスイッチで、両方のスライド・ドアの開閉が可能になります。
よろしければ使い勝手に応じてやってみて下さい
[トップへ戻る]