ドア・アンロック連動フォグアンサーバックユニット
・当ユニットの基本機能・動作
・ドアがアンロックされると、アンサーバック用に点灯するように配線した灯火類(フォグ、スモール(テール)、ヘッドライト等)を一定時間(10秒〜3分30秒の間で任意に調整可能)点灯させます。
そして、次の条件いずれかに当てはまる場合、点灯した灯火類を消灯します
また、上記2〜4いずれかの信号が検出できない場合、再びアンロック信号が入っても灯火類は点灯致しませんのでご注意下さい。
(例:アンロック→灯火類点灯→設定時間経過→灯火類消灯→アンロック→灯火類不点灯)
・
配線色 | 線説明 | 接続先 |
赤 | 常時電源 | 常に+12Vが検出できる線に接続 |
黒 | アース | 車両のGND,アースへ接続 |
緑 | アンロック信号 | ドアのアンロック時に+12Vが検出できる線 |
青 | ロック信号 | ドアのロック時に+12Vが検出できる線 |
橙 | IG電源 | 車両の電源がONになった時に+12Vが検出できる線(IG:イグニッション電源/ACC:アクセサリー電源) |
茶 | ドア開信号 | ドアが開閉された時にアースに接続される線(ドア閉では+12V(バッテリー電圧)が検出され、ドア開で0V近い電圧が検出できる線 20系アル、ヴェル等のCAN信号でメーターのドアのインジケータを点灯させる車両は、ボディーコンピュータに接続されているカーテシ信号線へ 直接配線して下さい。全てのドアに対応させたい場合はドアの枚数分、整流用ダイオードでユニットの茶線を分岐して、それぞれのカーテシ信号 線へ接続して下さい。 |
黄 | 3本 灯火類制御信号 |
アンサーバックで点灯させる灯火類の制御信号線へ接続します。この線は出力時にアースに接続されます。 ですので、該当灯火類が点灯時に+12Vを流さなければならない場合や、点灯用のリレーが車両に備わってない場合は、リレー等を用いて ユニットに過電流が流れないようにして下さい。 最大制御電流は1Aとなります。 コントロール用の配線は3本です。どの線を使って頂いても同じです。 ヘッドライトを点灯させる場合。ヘッドライトリレーの制御線(マイナス)に接続して下さい。 フォグを点灯させる場合。一部の車両で、テール(スモール,イルミ)を点灯させないとフォグが点灯しない車両があります。 フォグのスイッチをONにした時に単独で点灯する場合はフォグのリレーの制御線(マイナス)に接続して下さい。 もしテールを点灯させないとフォグが点灯しない場合は、テールリレーの制御線(マイナス)にも接続して下さい。 |
※配線作業に分岐タップ(エレクトロタップ)を使用される場合、車両の配線の太さを考えて、タップを使い分けて下さい。細い線に赤タップで配線を行うと、走行中の振動により
接触不良を起こしますので、細い配線には必ず白タップを御利用下さい
10系アルファードの施工手順(トヨタ車であればたいてい同じです。10系アルファード以外は参考に作業して下さい)
ライトコントロールスイッチへの配線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
まず取り付けるにあたり、ステアリングコラムカバー及びセンターパネルを外します。 ステアリングコラムカバーは2本のネジで固定されていますので、ハンドルを回してネジが露出した状態で2本、外して下さい。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ネジが外せましたら、下側のコラムカバーを外して下さい。 特にキー側(右側)の勘合が固いので割らないように気をつけて外して下さい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ここではライトコントロールスイッチへ接続されているI56コネクタ(黒色 17ピン)に対して配線します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
※ヘッドライトのみ点灯させる場合は14番ピンへのみ配線します。 ※フォグはイルミが点灯しないと10系は点灯しない為、15番ピン、12番ピン両方へ配線して下さい。 ※10系後期はフォグの配線色が違いますのでご注意下さい 注意事項 ユニットの黄線は動作時にアースに接続されます。 ですので、点灯時に+12Vを流す配線へは直接配線できませんので、リレーを使って+12Vを流して下さい ヘッドライトを点灯させる場合。ヘッドライトリレーの制御線(マイナス)に接続して下さい。 フォグを点灯させる場合。一部の車両で、テール(スモール,イルミ)を点灯させないとフォグが点灯しない車両があります。 フォグのスイッチをONにした時に単独で点灯する場合はフォグのリレーの制御線(マイナス)に接続して下さい。 もしテールを点灯させないとフォグが点灯しない場合は、テールリレーの制御線(マイナス)にも接続して下さい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
ドア開信号線への配線 ドア信号で消灯させたくない場合には配線する必要はありません |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
10系アルファードはメーターパネルに接続されているコネクタから信号線が取れますので、メーターパネルを外します。 まずはメーターパネルカバーの2本のネジを外します |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
次にメーターパネルを固定している3本のネジを外して、メーターパネルを外して、コネクタへ配線し易い様にコネクタを抜きます ※コネクタを抜くとトリップメーターが0kmに戻りますのでご注意下さい |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ドアが閉まっている状態ではテスターを使ったテストでバッテリー電圧が検出でき、ドアを開けると0V になる線に接続して下さい 検電器を使う場合は、ドア閉で検電器のLEDが点灯し、ドア開で消灯する線になります 最近のマルチメーターの様にメーターパネルに開いているドア位置がアイコンで表示される様な車両は CAN信号で制御され、データがボディーコンピュータからメーターパネルへ送られていますので、メーター パネルからは信号線は取れませんので、ボディーコンピュータへ接続されている各ドアのカーテシ信号へ 直接配線して下さい なお、全てのドアを検出対象にする場合は、必ず整流用ダイオードを使って、ユニットの茶線を分岐して、 各ドアのカーテシ信号が他のドア信号へ流れない様に配線して下さい |
||||||||||||||||||||||||||||||||
ドアロック、アンロック信号線、及び電源への配線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ドアロック、アンロック信号、及び電源は、運転席のキックパネル内のKI2コネクタへ配線をしますので、 まずは運転席のキックパネルを取り外して下さい |
||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
アース線の接続 ユニットの黒線を、KI2コネクタ隣のアースポイントに接続して下さい |
||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ロック、アンロック信号線
アンロック、ロック時に+12Vが流れる線に配線をします。 通常はドアロックモータ−への配線となります 電源、IG電源
IG信号は、もしIG信号検出で消灯させたくない場合は配線不要です。 ※ユニットの赤線は必ず最後に配線を行って下さい。 ここで指示している配線先は、運転席のパワーウインドの電源線となっております |
||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
左図は10系アルファードのドアロック回りの配線図となります。コネクタをまたいで配線色が 変わりますので、ドアへ向かっている側から配線を取る場合は、配線色にご注意下さい |
||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
ロック、アンロック信号線の配線後です | ||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
IG信号の配線後です |
ユニットの動作確認後、各種外したパネル類を元に戻して下さい
[トップへ戻る] |
---|