1#系アルファード・MOPフロント・バックカメラコントローラー

10系アルファードでMOP車両のカメラを流用する手順

MOPのフロント・バックカメラへの配線
まず最初に、助手席シートを撤去します。
完全に外さないと作業し辛いので、外して下さい

そして、助手席シートの下にあるテレビジョンカメラコントローラに接続してある40ピンコネクタ(黒色)に対して行います
一番上がテレビチューナーです。

2002.05〜2003.07:前前期
2003.07〜2005.04:前期
2005.04〜:後期

と以降表記

なお、撮影に使っているのは、前期10スピーカ車両です。6スピーカ車両や前前期・後期は配線の参考にして下さい
テレビジョンカメラコントローラに接続してあるコネクタは次の通りです

前前期  
 コネクタ番号  色  ピン数  形状 
 H22  黒 26  
 H23  黒 24  
 H24  黒 30   
前期  
 コネクタ番号  色  ピン数 形状 
 H37  黒 10  
 H38  黒 40  
 H39  黒  24  
後期  
 コネクタ番号  色  ピン数  形状
 H37  乳白色  10  
 H46  黒 40  

カメラケーブルは基本的に、多芯ケーブルで助手席下まで配線されていますので、4芯の多芯ケーブルがカメラに接続されているケーブルになります。

前前期:H24コネクタ
前期:H38コネクタ
後期:H46コネクタ

に接続されています


※前前期のフロントカメラ配線は下記形状のコネクタでヘッドユニットに配線されています

 



ユニットのカメラ配線は4本線のハーネスが2本入っており、

黄線の入ったものが、フロントカメラ配線
緑線の入ったものが、バックカメラ配線

になっております。もし配線を間違った場合はコネクタを入れ替えて下さい。

左のは、フロントカメラへの配線だけをした状態です


配線先は

フロントカメラはヘッドユニットに接続してある4ピンコネクタに、付属のコネクタを接続して下さい。
ユニットはヘッドユニット付近に設置し、バックカメラのカメラ配線のみ、助手席下まで配線して下さい

 前前期(バックカメラ)    
 配線先コネクタ  ピン番号  配線色  信号種別  ユニットの配線色
 H24  22  黒  カメラ電源+
 H24  21  赤  カメラ電源−
 H24  30  白  ビデオ+
 H24  29  灰(年式によって変更アリ  ビデオ−



 前期(フロントカメラ)    
 配線先コネクタ  ピン番号  配線色  信号種別  ユニットの配線色
 H38  18  黒  カメラ電源+
 H38  17  赤  カメラ電源−
 H38  38  白  ビデオ+
 H38  37  灰(年式によって変更アリ  ビデオ−

 前期(バックカメラ)    
 配線先コネクタ  ピン番号  配線色  信号種別  ユニットの配線色
 H38  20  黒  カメラ電源+  赤
 H38  19  赤  カメラ電源−  黒
 H38  40  白  ビデオ+  緑
 H38  39  灰(年式によって変更アリ)  ビデオ−  白

後期は前期とはピン位置が上下反対になっているのでご注意下さい
 後期(フロントカメラ)    
 配線先コネクタ  ピン番号  配線色  信号種別  ユニットの配線色
 H46  38  黒  カメラ電源+
 H46  37  赤  カメラ電源−
 H46  18  白  ビデオ+
 H46  17  灰(年式によって変更アリ  ビデオ−

 後期(バックカメラ)    
 配線先コネクタ  ピン番号  配線色  信号種別  ユニットの配線色
 H46  40  黒  カメラ電源+
 H46  39  赤  カメラ電源−
 H46  20  白/水色  ビデオ+
 H46  19  灰(年式によって変更アリ  ビデオ−


フロント・リアの配線後です。
分岐タップを使う場合は必ず白の分岐タップを使用して下さい。
赤だと車両の振動等で接触不良を起こす場合がありますのでご注意下さい
バック信号線への接続

ユニットのバック信号・入力線は茶色です
 バック信号線をTVカメラコントローラのコネクタから取る場合   
 年式 コネクタ番号  ピン番号  配線色 
 前前期 H22  11  黄緑
 前期 H38  27  黄緑
 後期 H46   3  黒/黄

※左のは前期車両での実際の配線です。前前期・後期では異なりますのでご注意下さい

ユニットの青線をナビのバック信号線へ接続して下さい
その他の配線 
  ユニット本体からは1m弱の下記の線が出ております。

それぞれ、

黒→GND(車両アース)

※黒線は必ず、被覆を剥いて、線をむき出しにしてから、ボディーアースに直接配線して下さい
このアース線が接触不良を起こすと、カメラに過電圧がかかってカメラを破損してしまいますので
しっかりと黒線は何度も配線を確認して下さい


紫→スイッチ→+12V(+)

緑→スイッチ→+12V(+)

紫・緑線は+12Vを流す事により、それぞれ機能します。

ACCやIG電源から電源を取って、スイッチを取り付けて、スイッチONで紫線、緑線に+12Vが流れるように配線して下さい。 
ステアリングSWのBCMスイッチを利用して車速ユニットでカメラのONOFFを制御する場合の基本配線はこちらをご覧下さい

その場合、ヘッドユニットを外すとステアリングSWのGND(アース)線が未接続になりますので、必ず
左のBCMスイッチ信号線の横の10番:黄/黒線をアースに接続して下さい


前前期・前期車両でメーター内のインジケータを車速ユニットのインジケータとして利用する場合は

20番:黄/緑線

に車速ユニットの灰線を接続して下さい


※通常販売している車速ユニットはLED用の電流制限抵抗がユニットに実装してある為、そのまま接続したのではメーターのインジケータは点灯しません。
加工が必要になりますので、事前にメーターのインジケータを利用する旨、ご連絡頂き、加工してから発送させて頂きます
メーターのコネクタにユニットの灰線を接続した状態です




以上で配線は終わりです。



機能テストで問題なければ全て元に戻せば施工完了です!!!お疲れさまでした!!!

[トップへ戻る]